ヒガシアオジタトカゲの飼育

こんにちは。Arrow Reptilesです。
今回は、新入荷のヒガシアオジタトカゲの飼い方について簡単にご説明していこうと思います。

オーストラリアのアオジタ全般で買い方が大きく変わることはないと思いますので、キタアオジタトカゲでも同等です。


ヒガシアオジタトカゲとは?
 オーストラリアに生息するアオジタトカゲの一種です。目元に黒いラインがあることが特徴です。キタアオジタとは同じ種になるのですが、キタアオジタよりは少し小さめの傾向になります。大体50cm、450g程度でアダルトという形でしょうか。最近オーストラリアのアオジタは全てCITES入りしたので少し輸入が大変になっています。CITES申請をしてくれる優しいブリーダーを見つけないといけないので、、E U産が多いですがEU内の流通であればCITES申請は不要なので、あえて申請が必要な日本に対応してくれる人は限定的になると思います。その結果として流通は減るのでしょうね。。
 流通するのは全てCBですので飼いやすく、また荒い個体を見かけることもほとんどありません。動きもゆっくりで触り心地もいいのでハンドリングにも向いている種類です。ちなみに昼行性ですが昼間も大体寝ています。のんびり屋さんですね。

飼育ケージは?
 90cmケージで終生飼育可能だと思います。逆に60cmだと少し小さいです。販売個体ではないですが、繁殖用に飼育しているペアは90cmケージに入れています。特に問題はないですね。
 その他必要な設備としてはバスキングライトと紫外線ライトです。バスキングについては日中していることをあまり見かけないのでそこまで強いライトはいらないのかなと考えています。我が家では配線をスッキリさせるという意図と、頑丈であることからバスキング+紫外線のライトを使用しています。
 ケージの中にはシェルターと水入れ、餌入れがあれば問題ないです。シェルターを入れておくとその中でよく寝ています。水入れから水を飲む姿は定期的に見かけるので、、逆にそれ以外で水は与えていないです。(霧吹きやスポイトは使っていません)
 当店ではエアコンによる温度管理をしていますが、それがない場合はパネルヒーターや暖突などの保温器具があった方が良いです。当店の管理温度は20度から25度です。熱帯の生き物ではないのでそれほど高温での管理は不要だと思います。

 餌は何を食べるの?
 基本的に人工飼料を食べます。コオロギはあげてみたことはありますが捕まえれないようで、、ペレット状のトカゲの餌や、レパシー社のアオジタフードなどが一般的でしょうか。後はドッグフードなども食べます。生き餌に関してはジャイアントミルワームであれば食べますが、ジャイアントミルワームが逃げて行方不明になるリスクが高いのでおすすめはしません。
 アオジタのいいところに人工飼料だけで飼育できるということがあります。やはり生き餌は世話が地味に面倒ですし匂いがあったりしますので、、そういう意味でも飼いやすいですね。
 頻度は週3回をキープしています。あげすぎると肥満になると言われていますので控えめにするように気をつけています。
 
 気をつけることは?
 一点目は足の指の脱皮不全です。たまに足の指先に古い皮が残っていることがあります。これを放置しておくと古い皮が圧迫し、最悪の場合指がなくなってしまうことがあります。発見次第水をかけて取ってあげるのが良いです。まあそんな頻繁に脱皮をする種類ではないのですが、そのせいで逆に見落としやすいというのが注意点です。
 二点目は爪の伸びすぎです。爪を切らずに1年2年と成長すると巻き爪のようになってしまいます。歩きずらくなってしまうので爪を切りましょう。ちなみに爪切りは簡単でハサミで伸びすぎたところをカットするだけです。アオジタは大人しいので切りやすいです。深爪にならないようにだけ気をつけてくださいね。余談ですがグリーンイグアナの爪切りは非常に緊張感があり、やるかやられるかみたいな感じになります。アオジタはいい子なので大丈夫です。

当店ではキタアオジタも含め多数のアオジタを販売しています。興味があれば是非一度お問合せいただけますと幸いです。


 
 

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