野に解き放たれたボールパイソン見つけれる人凄すぎる
こんにちは。Arrow Reptilesです。
表題の件、嵐山にいたというボールパイソンですね。関西出身なのでわかりますが嵐山に住んでる人などほぼいないと思うので誰かが捨てた蛇でしょうね。。
しかし見つけた人は凄いです。私もボールパイソンを飼育すること8年以上になりますが、何回かケージから脱走させたことはあります。基本部屋は閉め切っているので外には出れないですがまあ部屋の中でも見つからないこと。
飼育している方ならわかると思いますが、ケージから脱走時捕まらないランキングで圧倒的一位がボールパイソンですね。というか蛇が難易度が高いのかもしれません。
体が柔らかくどこにでも入り込めるので他の爬虫類と比較した時にどこ見てもいない率が圧倒的に高いです。
爬虫類専用の6畳の部屋で管理しているのですがその中にいるはずなのに見つからないんですよね。ボールパイソンのアダルトなんて大きいからすぐ見つかりそうなのに。
個人的にボールパイソンがケージから脱走した時にすることは一つです。それは「出てくるまで放置」です。日中探しても夜探しても本当にどこにもいないので出てくるまで待機するしか打つ手がないんですよね。
そんな蛇を野外で見つけた方は本当に凄いです。お疲れ様でした。
ここからは個人的な見解になりますが、爬虫類の脱走も遺棄も今後も定期的に発生するイベントとして起き続けるんだろうなあと思います。
まず個人的感覚として「脱走」を完全に防ぐことは不可能だと思います。皆が皆絶対やるように!ということを絶対にできるなら起きないことはこの世の中にいっぱいありますから・・。無くすなよ、と親から渡されていた鍵をなくした子供の頃を思い出しますね。
次に遺棄ですが・・これも飼い主が「そういうことができる人」なのか判別することが不可能な以上どうしようもないという問題かと思います。そもそもモラルや常識が通じる人であれば遺棄しないはずなので、常識論で評価することは不可能かと。
よりペットとして歴史があり、主人を認識できる「家族の一員」になりやすい犬猫ですら遺棄はよく聞く話である以上、爬虫類も不可避でしょう。
唯一対応可能性があるとすると、捨てた人に罰則+誰が主人かわかるようにマイクロチップをつける、とかでしょうが、その辺りはマイクロチップが必須になった犬猫の動向次第ですかね。
ショップとして現状出来ることとしては買取をすることで野外への遺棄をするくらいならお金に換えよう、と思ってもらうことくらいでしょうか・・。
今はまずショップとしての知名度向上などに努めたいですが、将来的にはそういったこともできるようになる体制を整えていきたいと改めて思いました。
【本日の生体紹介】
本日はニシマツカサトカゲの紹介です。所謂ルゴッサですね。ヒガシアオジタと同じケージで飼育していますが、基本的な行動は同じです。見た目が違うだけですね。
ヒガシマツカサやパラーラ、ロットネスは飼育したことないのでわかりませんが文献などをベースにすると飼育方法に差はなさそうなので見た目の好みで選べるのも良いですね。個人的にはニシマツカサが1番目が可愛い気がして好きです。
マツカサトカゲ特有の鱗のような外観とクリクリした目があまりにも可愛いため見ているだけで癒されます。またハンドリングも容易なためよく触れ合っています。キレているところは見たことないですね。
実物見てみたいなーという方は一度お店に来ていただければと思います。可愛いですよ。
この子はアダルトですが、ベビーから飼育してみたいという方はご連絡いただければ探すことは可能です。お値段はアダルトと同じくらいになりますが・・。ドイツのマツカサブリーダーなどいくつか候補となる人とコンタクトは取れるので、販売個体がいないか聞いてみることは可能です。
いつかオーストラリアで野生の個体を見てみたいです。ニューカレドニアとオーストラリアはそのうち探検に行きたいと思います。しかし持ち帰ろうとして捕まらないように自制心を鍛えていく必要がありますね。笑
以上、本日のブログでした!ありがとうございました。
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