クチサケヤモリの魅力

 こんにちは。Arrow Reptilesです。本日は後ほど販売情報を公開する、クチサケヤモリについてお話出来ればと思います。小さいヤモリなので単体で輝く爬虫類ではないのですが、飼育場所のアクセント的な位置付けとしては最高なんですよね・・

クチサケヤモリとは?

クチサケヤモリとはニューカレドニアに生息する小型のヤモリです。クレステッドゲッコーやジャイアントゲッコーと同じニューカレドニアですね。名前の「クチサケ」は口の横が裂けているように模様があるから、ですが正直そんな目立つものではないです・・苦笑


クチサケヤモリは四種類います。アグリコラエ、ヴェイヤール、オキシデンタリスク、シンメトリクスクです。アグリコラエから順に国内でポピュラーかつ値段が安い個体となっております。写真の子はヴェイヤールクチサケヤモリとなります。

ちなみに違いについては言葉での説明は難しいです。鱗の形状が違うかったりするのですが、、並べたら違うなあというくらいでしょうか。

ちなみに欧米ではカメレオンゲッコーとも呼ばれているようで、体色は写真の黒いような時と白っぽい時があります。


上の写真と同じ個体ですが少し白っぽいのはわかりますでしょうか?日によって異なる色を眺めるのはクチサケヤモリの一つの楽しみ方です。

クチサケヤモリの魅力は?

個人的に飼育していて感じるポイントをあげます。

①動きが可愛い

スルスルスルーっと動くのが一般的なヤモリですが、この子はノッシノッシと歩く感じでゆっくり移動します。

②ゆっくり鑑賞できる

あまりばたつかず、飼育者を見かけるとさっと隠れるようなタイプでもないです。木にしがみついてじーっとしていることが多いので眺めることができます。

③色の違いを楽しむことができる

今日は黒っぽいなー、今日は白っぽいなーといった変化を楽しむことができます。

サイズは小さいのでハンドリングには向いていませんし、爬虫類飼育1匹目として飼育するのであれば少々物足りない存在感ではあるのですが、2匹目としてたとえばジャイアントゲッコーのケージの横に置くとアクセントになってすごくいい存在感を放ちます。そういうヤモリです。


この写真で、メスのアダルトサイズになります。オスはもう一回り小さいです。

飼育方法は?

ケージはグラステラリウム ナノ(W21.5×H33)でペア飼育が十分できます。後はしがみつくことができる小枝を入れておけば飼育スペースとしてはほぼ完成です。

基本的な飼育方法はクレステッドゲッコーやジャイアントゲッコーと変わりないです。霧吹きを一日一回、温度は20度から25度くらいでしょうか。

餌は小さいコオロギ、またはレパシーなどの人工飼料を食べます。コオロギの方が食いつきが良い気もしますが、そもそも小さいので人工飼料をそれほどの量食べないだけかもしれません。(夜入れて朝確認すると残っているので食いつきが悪いと解釈しましたがただ少食の可能性もあります)


今回販売する子はヴェイヤールクチサケヤモリのペアから産まれた子供2匹です!後2個卵あるので4匹販売できるかもしれませんが、まずは大きくなってきた2匹を販売します。と言ってもとても小さいんですけどね・・・餌はコオロギを与えています。


非常に小さいですが色鮮やかで可愛いです。お勧めの1匹です!

ちなみに私は4種類全て揃えて店頭に並べることを目標にいま仕入れを頑張っています・・・それくらい魅力的なヤモリですので是非興味を持ってもらえましたら幸いです!

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