難しくて簡単なジャイアントゲッコーの産地問題
こんにちは。Arrow Reptilesです。 ちょっと先日記載した餌についての記事ですが、アップデートするかもしれません。意図的に省いた観点がありまして、それが『栄養面、個体への影響面』での餌の評価でした。それはシンプルに立証が難しく、何を持って良い悪いは長期的な分析が必要になるという考えからです。ただ、先日オーストラリアの爬虫類サプリメント販売業者のWombaroo様にTwitterで色々教えていただき、お薦めされた餌とサプリメントを試してみることにしました。何かしらの影響が出た場合共有させていただきます。 さて、表題の件です。ジャイアントゲッコーには「ヌアナ」や「ヤテ」といった産地名称がついていることが一般的です。これは産地により特徴があるのでそう表記しており、何やらいっぱい種類あるなーという方もいらっしゃると思います。 一個一個説明することも可能ではあるのですが、、今回のお話は少し違う話になるのでカットします。今回は「産地にこだわる意義があるのか?」という問いについてです。 個人的な考えはシンプルで、「自分が飼育する喜びを感じることができるジャイアントゲッコーであれば意義があるのでは」という考えです。 まず、「自分が欲しいと思った見た目」であれば全く問題ないと思います。そもそも産地などというのは曖昧な情報です。まさかその産地にいるジャイアントゲッコーが全部同じ見た目をしているとは思えないですしね。 後、ジャイアントゲッコーは比較的親に似る傾向があります。オオクワガタみたいな感じですね。なので販売個体は親がどうなの?というのは結構重要です。こういった情報が出てこないベビーは少し不安ですね。色々ベビーを見ていると大きくなったらどうなりそうかはなんとなくはわかりますが、、 見た目がいい、親の見た目がいいといった観点で購入するのが1番お薦めです。 ただ、どうせなら産地にもこだわりたいという気持ちもわかります。自分にもありますので。その場合は少し難しい話になります。 例えば有名な産地でマウントコーギスというものがあります。良く店舗で売られていますよね。マウントコーギスは有名なブリーダーが排出した二大ブランドがあり、Troger LineとFriedel Lineです。Trogerは縦にラインが走る個体が有名で、Friedelは全身にブロッチがある美しい個体が...