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12月, 2022の投稿を表示しています

猫のサブスクならぬ爬虫類のサブスクが始まったらさすがに苦笑いしかない/最近の個人的ニュース

 こんにちは。ArrowReptilesです。 クリスマスは皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?私はチキンとケーキを食べて色々なYoutube配信を見るという無難な日を過ごしておりました。Vtuberを見たり、格闘技を見たり、生配信を見たり、、Youtube見るのは好きなので時間が出来るとそればっかりになってしまいます。。 さて、表題の件、今猫のサブスクが巷で話題になっていますね。批判9擁護1くらいの割合ですが、実は同じようなビジネスをしないかと知り合いが提案してきたことがありまして、、(猫とは名前が違うので多分別人です。)みんな考えることは一緒ですね。 その時は興味深いねーとか適当に流しましたが、いくらなんでも無理がありすぎるのが今回改めて確認できましたね。 道徳的観点でも大いに問題ありそうですが個人的に考えるビジネス上一番の問題は、「何年継続的に支払ってもらえるかが全く読めない」点にあると思います。亡くなってしまった子の分を払い続けるのは辛すぎますよね。となった時に損益分岐点をどう設計するのか・・・支払い金額をいくらに設定するのが妥当なのかが極めて難しい事業になるかと。 その他諸々疑問点しかなく・・・ビジネス的にも無理があるのでさすがに爬虫類で始まることはないと思いますが、これでどこかのお店が始めたらどうしよう苦笑 まあ生き物でやるものではないですね。 さて、そんなこんなでもう2022年も終わりそうです。定期的に何かしらニュースが出てくる爬虫類界ですが今年まだ何か出てくるのでしょうか?もう何もなく穏やかにすぎるといいなあ・・・ ということで?最近の穏やかな個人的ニュースを紹介してみます。 まず一つ目は、リッジテールモニターの上に前日にばら撒いて入れていたコオロギが上に乗っていたので回収しようとしたところ、リッジテールがそれに気づきコオロギをパクッと食べたことです。 体の上に乗っていても気づかないのに目に入ると食べちゃうんだ、、という匂いや感触ではなく視覚で餌を食べているんだなあと考えさせられた出来事でした。置き餌の場合もコオロギっぽい形にしたりした方が食いが良かったりするのかな?ちょっと試してみようと思います。(すごい大きいコオロギになりますが) ちなみにリッジテールはコオロギを食べる時、口に咥えてブンブン振り回した後丸呑みします。振り回す意味はわかりませんが、

昔のガラパゴス旅行の写真でもあげてみようかな

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。 先日、ずっと真夜中でいいのに、のライブに行ってきました。世界観の作り込みが凄くて、これぞクリエイターという感じでしたね。クリエイターってすごいなあと刺激をもらいました。 さて、表題の件、実は5年ほど前にガラパゴスに一人で行ってきたことがあります。たまたま長期休暇が取れて、なかなか行けないところに行こう→ガラパゴスかアマゾンにいきたい→ここはガラパゴスだ!ということで行ってきました。死ぬほど遠かったです。 ガラパゴスの生体は全く流通しないのでおお、あの子か!とはならなかったですが色々見ることができました。 1番有名どころでいうとゾウガメですね。メインの島のゾウガメがいっぱいいる所に向かうと、至る所にいました。デカすぎですね。 そこら中に生えている草を食べている子とかもいて、カメって野草を食べるんだなーとおもいましたね。 後、沼に浸かってる子とかもいましたね。野生のゾウガメの生態を見れて面白かったです。 他の爬虫類でいうとやはりこの子でしょうか。 ウミイグアナですね。この子はベビーと一緒にいたのですが、今振り返って見ると卵胎生なのかな?卵を産むだけならベビーと一緒にいることなさそうですもんね。 ちなみにウミイグアナは実は結構小さいです。グリーンイグアナくらいのサイズと見せかけてリッジテールモニター程度の大きさだった記憶があります。そして多くの個体が集団で寄り添っていました。コロニー作るタイプなんですかね。 最後は、ガラパゴスリクイグアナですね。 黄色い体色をしていますが、このように荒野のような所に生息しているのでカモフラージュ用なのかもしれません。サボテンを食べているところを見かけた記憶があります(写真データ結構飛んでしまってないんですよね・・・) リクイグアナはかなりのサイズ感があって迫力がありました。飼育してみたいなあと思いましたね笑 ちなみにこんな場所にいたこともありました。海辺の近くですね。理由はわかりませんが、、飼育するのであればこの辺りは深掘りしたほうがいいかもしれませんね。 後見かけた爬虫類でいうとガラパゴスヨウガントカゲですね。写真データがないですが・・・日本でいうニホントカゲみたいに岩の隙間とかを色々うろちょろしてました。 見かけた爬虫類でいうとこんな所でしょうか。実はガラパゴスは爬虫類というより鳥がす

ジャイゲコはヘンケリーも綺麗でいいですよね

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 こんにちは。ArrowReptilesです。 昨日神経質なレッサーコモチミカドにガブリと本気で噛まれました。痛かったですが、ジャイゲコと比べると血が出るほどでもなく、、そもそも歯がないようで口の形の跡は最初はついてましたがしばらくすると消える程度でしたね・・ケージを掃除しようとした際にドアに張り付いていたので退けようとしたらこのざまです。 管理している個体で噛んでくるのはレッサー(1匹だけですが)とジャイゲコ、後はグリーンイグアナくらいですかね。機嫌が悪い時限定ですが。クレスやガーゴ、チャホウアといったヤモリや、アオジタなどにはそもそもそんな素振りを感じたこともないですね。とはいえ油断大敵なのが爬虫類ですので程々の距離感が大事だなあ、と改めて感じさせられます。 それより今私の手はそれよりリッジテールをハンドリングした際について爪痕でいっぱいです。大人しい個体ばかりですがそれでもリッジテールは素手でハンドリングするような生体ではないですね。特にアダルトはしがみつく力が強いので傷が残ります・・・上から掴めば大丈夫ですが上からのハンドリングはストレスになるそう(鳥に襲われる時と同じため)で控えたいところです。 さて表題の件ですが、ジャイゲコのヘンケリーについてです。ヌアナ・ヌアミといった個体は入荷量も多く価格も安めなのでよく見かけますね。一方でニーズとしては、大きくなるGTの方がある気がします。 しかし、ヘンケリーは大きくなると美しい個体が多いのが魅力的なんですよね。例えばこれ。 販売個体ではないのですが、上がパインで下がアイランドミックスです。綺麗な体色とブロッチが美しいですよね。 GTもブロッチが多く入る個体がいますが、ヘンケリーの方が綺麗な個体が多いイメージです。成長するにつれてどんどん綺麗になっていきます。ベビーから飼い始めたヘンケリーは最初は全然発色しなかったですが7から8ヶ月程度経った頃から美しく発色を始めて、今ではお気に入りです。 まだまだ大きくなり綺麗になると思うので楽しみですね。ちなみにこの子はUSのブリーダー一推しのヘンケリーでした。高かったのですがさすが一押しだけあります。 後ヘンケリーはサイズ的にも小さいので飼いやすいのもいいですよね。荒い個体もGTの方が多く、ヘンケリーは大人しい子が多いのでそういう意味でも飼いやすいです。 個人的にはブロッチが

ヒガシアオジタトカゲ オスを格安で販売します。

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。 先日、ヒガシアオジタの雌雄判別検査をしたところまあ見事にオスばっかりでして・・・メスを販売できるような状況でもなかったです。1匹1万円検査費用がかかったんですけどね。 1番悲しかったのは、とある店舗で「繁殖行動や外見などを総合的に判断してメス」として買った個体がばっちりオスだったことですね。まあそんなものです。 悪い店主なら検査しなかったことにするということもあるかもしれませんが、正直者の私としては(笑)正直にオスを販売したいと思います。ただ想像以上にオスが多いんです。 さて、そういうこともあり、ヒガシアオジタトカゲのオスを大セールにて販売します。 10万円→8.5万円 →ASKです! 何故ASKかというと、この金額を出したら業界的に怒られそうな気がするからです・・・リアルに赤字ギリギリ・・・この金額でヒガシアオジタが今後売られることはあるのか、というレベルに設定しています。 雌雄気にせず普通にヒガシアオジタ飼ってみたい、という方にはこの機会をお勧めします。 綺麗なアオジタですからね。気になる方はぜひお問い合わせください。 以上、本日のブログでした。ありがとうございました。

質問に真摯に答えようとすると曖昧になってしまうのすいません

 こんにちは。Arrow reptilesです。 昨日はblackout Begaありがとうございました。自分は会場色々回った結果、チンチラが欲しい!となりました。なんとか理性でとどめましたけどね・・・冬になると毛がある生体が人気になるそうですが気持ちはわかります。。 あと、最近は鳥も気になっています。フクロウとか大型インコとか、うるさそうですが癒されそうで色々調べてます。鷹狩とかもしてみたいなあ、とか。 肝心の爬虫類について会場見回った感想ですが、、 ・レッサーアンティルイグアナ、だいぶ値段落ち着いていました。スペースが出来たら欲しいなあ。 ・ストケスは値段は高止まりですが供給量は多そうで、そのうち値段下がってくるのではないでしょうか。いいトカゲなので良いことです。 ・クレスのリリーホワイトはもう値段感がよくわからないことになっていますね。とりあえず高級モルフ、というポジションはアザンやカプチーノなどに譲ることになりそうですね。まあどっちも高すぎて日本に入ってきたことないと思いますが!クレスなのに3桁万円しますからね・・ ・ひと昔前ならWCのアダルトが中心となるインドネシア系もベビーが増えてきていてびっくりです。ベビーから育てるのも熱いです。モニターのベビーからゆっくり育ててみたいですね。個人的にはツリーモニターのベビーは悩みました。 ・セイレイミカドヤモリの実物初めてみましたが、、確かにチャホウアとは微妙に違うような?感じはあります。ああいうのを飼育して一人でニヤニヤするのが楽しそうです。 と雑感でした。イベント見るのも楽しいですね。 さて、表題の件ですが、色々イベント中に質問いただいたのですが、そのことを帰り道考えていて思ったことです。いやー政治家みたいだなあと苦笑 例えば「性別表記されているこの子はオス(メス)確定ですか?」という質問があったのですが、、はい!と答えるのが商売的には正しいかもしれませんが、真摯に答えると「おそらくそう・多分そう」という回答になるんですよね。なぜならまだ性成熟しておらず繁殖行動を確認していないので・・交尾して、有精卵を産んだペアなら確定できますが、そうでないのは確定とはいえない、という歯切れの悪い回答になってしまいます。 「この子は60cmケージで終生飼育できますか?」とかもそうですね。正直アダルトになってみてサイズ感を見たり、

アグリコラエの尻尾を切ってしまいました・・

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 こんにちは。ArrowReptilesです。 表題の件、先日メンテナンス中にやらかしてしまいました。 観音開き型のケージで、閉めるときに気づかず尻尾を挟み込んでしまいブチっと・・・ 観音開き型のケージは生体挟みやすいので気をつけていましたがその時は完全に油断していましたね。 横開きのケージの方がリスクは減るので今度からそういうケージを揃えようかなあと思いつつ、とりあえず反省です。 ヤモリは尻尾切りが怖いですよね。ジャイゲコも1匹いつの間にか尻尾がありませんでしたが、尻尾無くなっているのを見つけた時のショックと言ったら。 とはいえアオジタとかも尻尾をきることがあると聞いたことがあるのでトカゲなら安心というわけではないですね。 しかしびっくりしたのが、尻尾の切れた位置です。下の写真は切れる前のものですが、さてどこから切れたでしょうか? 普通に考えると尻尾の根元ですよね。体が半分になってしまったのではないか、というくらい長い尻尾が、、と思いきや先っぽだけでした。1cmも満たない先っぽだけ切れましたね。これにはびっくりです。 何箇所も切れる箇所があるのか、尻尾が実は先っぽだけで他は尻尾ではないのか。わかりませんが意外な事実が発覚したのでした。 まあもう切り替えるしかないので、ここから先は尻尾は再生するのかどうか注目していきたいと思います。 クレスは再生しない、ジャイゲコは再生する、コモチミカドは再生する、とニューカレドニアのヤモリでも種類によって再生するかどうかは異なるのでどうなることやら、、 しかしなぜ生体によってそのような違いがあるのかは謎ですね。似たような見た目してるのになあ・・卵胎生のコモチミカドもそうですが同じ環境で同じような見た目でどうして大きな差が出てくるのかは本当に不思議です。進化論的に説明つくんですかね? マツカサトカゲもなぜアオジタの中で一種類だけあんな謎の見た目に進化したのかは不思議だなあと思いましたがニューカレドニアも謎が多いですね。研究者の人に意見聞いてみたいです。日本にはいなさそうですが。 以上、本日のブログでした。ありがとうございました。

お迎えしたい生体は無限にいるけど飼育スペースがない→小型ヤモリ最高説

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。 表題の件、爬虫類飼育者ならあるあるだと思います。本当は色々飼いたいけどなースペースがなーというやつですね。ベビーの時はいいのですが、段々大きくなってくると結構スペースとることになり、、90cmケージなんて何個並べることができるか、となりますよね。 私も次何飼いたいかなあと考えていたのですが、繁殖相手用のボールパイソンのオス1匹購入したらもうスペースなさそうで辛いです。といっても今欲しいのはボールパイソンのサンセット、アマゾンベースン、ジャイゲコ ヤテ•ポインディミエ、アカジタミドリヤモリ、、、スペースもそうですが値段の方がネックになりそう苦笑 大型個体飼育されている方は特に辛いですよね。今家ではグリーンイグアナ・サンエステバン・パンダバイドトゲオイグアナのケージがありますがなかなかの圧迫感です。 でどうするか?その先のおすすめは小さいスペースで飼育できるちびヤモリです。イシヤモリ、クチサケヤモリなどなど・・イシヤモリは派手でいいですね。クチサケヤモリは渋いです。 プラケージや小型のケージで飼育できる子たちのいいところはレイアウトも色々チャレンジできることですね。小さいケージなので労力も少なく、かつ小さい個体なのでレイアウトも壊されにくいと。あと地味にいいのが糞とかも小さいので汚れが目立ちにくい点ですね。 ヘラオヤモリを45cmケージで飼育しているのですが、結構しっかりレイアウトしたところかなり汚されてしまい・・・辛かったです。 これはプラケージで管理しているマツゲイシヤモリですが、このサイズでも十分な感じありますよね。ここがポイント高いです。 こういった小型ヤモリの飼育で一点困る点があるとすると、、コオロギを餌にする個体は小さいコオロギをキープするのが手間です。すぐ大きくなりますからね、コオロギ。そういう意味では人工飼料で飼育できるクチサケヤモリなんかはそこも問題ないのでポイント高いですね。 ここでは小型ヤモリの中で自身が飼育している個体をあげていますが、他にもいろんなヤモリがいます。マツカサヤモリなんかもいいですよね。色んなヤモリをコレクションしてニヤニヤ眺めながらお世話する、という楽しみ方もいいのかもしれません。 とりあえず今日のブログはそんな感じで終わります。ありがとうございました。

自分へのクリスマスプレゼントはインキュベーターかな

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。 昨日は井上尚弥のボクシング見てましたがあまりにも一方的で見ていて対戦相手が可哀想になりましたね。フルボッコとはこういう試合のことを言うんだろうなあと思いながら見ていました。 さて、昨日ですが我が家のリッジテールモニターが交尾行動をしていました。オスがメスに乗っかってずっと動いているという。 メスが軽く逃げていたので交尾自体は確認できませんでしたが、逃げ回ってる様子ではないので多分大丈夫でしょう。海外サイトでリッジテールの繁殖情報を見ていましたが、20日から30日で産卵に至るようなので、インキュベータを買って準備しとかないとなあという状況です。 ちなみに温度は30度ぐらいがいいようです。が、、その温度でインキュベータを管理するとなるとジャイゲコとかの卵が取れた時に高すぎる気がするのでもう少し低めで管理しようかな、などを考えています。 ちなみに弊店では色々なペアを繁殖用に管理していますが、なかなか交尾シーンは見れません。ジャイゲコは見たことありますが卵産まなかったしなあ。 こんなシーンを見てテンション上がって色々準備もしたのですが何も起きず・・ ジャイゲコブリーダーの方曰くあるあるらしいです。辛い。 完全に交尾を確認して産卵、孵化まで辿り着いたのだとヴェイヤールクチサケヤモリがパッと思い浮かびますね。すごい鳴いて交尾していましたので。 逆に全く交尾確認できなかったのはマモノミカドヤモリとエリマキトカゲが思いつきますね。マモノミカドヤモリはまあ夜行性なのでわからなくはないですがエリマキトカゲはなぜ見せてくれなかったのか・・謎です。まあいいんですけどね。 今1番期待しているのはサンエステバンのペアですね。メスを同じケージに入れた時はオスがすごい興奮してたんですけどね・・これは行けたか、と思い早数ヶ月、2匹仲良く何もなく暮らしています。まあそんなもんですよね。春になれば発情してくれると期待します。特にオスはベビーから育ててるので思い入れがあるんです。全然サンエステバンらしい大人しさはないですが。 個人的に爬虫類飼育の楽しさとしてやはり繁殖は重要だと思います。日常に交尾、産卵といった刺激を与えてくれますので。生まれてないかなあと思いながらケージを覗くのも楽しいものです。まあ大体何もないんですけど。それだけに卵や子供を見つけた時は

特定動物に関する豆知識

 こんにちは。Arrow Reptilesです。 昨日夜一気に質問に回答したみたいになっていましたが、すいません。質問が来たらメールくる設定にしていたと勘違いしていて、質問こないなーと思っていたら結構溜まっていました。。慣れないシステムは難しいですね。 これからも定期的に答えていきますのでお気軽に質問いただければと思います。 さて、表題の件です。特定動物にモニターが入るのでは、と話題になっていたので調べてみました。 意外と皆さん名前以外詳細知らないと思いますのでまとめていきますね。 まず、環境省において有識者+環境省で議論がされて特定動物リストは決定されています。 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/minaoshi.html 直近の議論結果が残っているのは平成24年度ですね。このタイミングでリストの見直しが行われており、議事が残っています。 まず、1番曖昧に共有されている、「特定動物の基準」ですが、以下のように記載されています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー A 毒 性 ( 動物の持つ毒素による危険性) B 爪牙等による殺傷力 C 物 理 的 な圧力(重さと運動能力による抵抗排除力) D 攻撃性向 Aの毒性:その動物が有する人に対する毒性(咬まれる等による毒性)が、致死の可 能 性 等 重大な事故につながるおそれのあるものを選定。 B、C及びD:この3項目は総合的に判断することが必要。過去からの飼養経験や事 故例など人との関わりにおける動物の特性も勘案し、重大な事故につなが る お そ れのあるものを選定。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー このABCに関して5段階評価(これもそれぞれ定義があります)をして、評価が高い=危険性が高い生体が特定動物リスト入りの候補になっています。 詳細の議論結果は共有されていないのですが、前回討議では「ボアコンストリクター」がリストからの削除候補になっていますね。 理由は3点です。 ・4mになるとされていたが飼育下では2.5m程度のサイズにとどまるので噛まれても重傷にはならないのではないか ・重大事故がアメリカの死亡事故一件しか報告されていない ・アメリカでは年間数万匹が輸入されているのに

クーリングの季節ですね/ IUCNレッドリストが興味深かったです

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。 すっかり寒くなって来ましたね。弊店でもそろそろクーリングを始めました。 バスキングライトをオフにして1週間程度水だけで管理した後、玄関に写真のように置いています。去年一年試行錯誤した結果温度的に玄関がちょうどよかったんですよね。最低8℃、平均12℃程度という程よい寒さで管理できる場所です。 とりあえずヒガシアオジタとコーンスネークをクーリングする予定ですが、ストケスとリッジテールもするかは考え中です。もうちょっと調査をしてみてから決定しようと思います。 さて、今週末ニュースを見てるとICUNレッドリストが更新された、とあったのでHPを覗いてみました。 ICUNレッドリストは、各種生物の危機的状況をステータスとして管理しているリストです。ちなみに CITESとは違います。CITESは国際取引に関する規定ですので、危機的状況だから国際取引を禁止しよう!とはならないんですよね。そもそも原産国が輸出を禁止している生体ならCITESで制限をかける必要がない、という考え方もできますので。レッドリストで絶滅寸前となっている=CITESで付属書Iというわけではないというわけです。ただ、CITESで登録する際の根拠の一つにはなるようです。 まあこの二つの基準がバラバラなのはおかしいのでは、という意見もあるようですが・・そもそも目的が違う二つのリストですからねえ。 爬虫類業界に直接関係するのはCITESなのでそちらばかり注目されますが、レッドリストも興味深い記述が多いです。 例えばレッサーコモチミカドヤモリ。いろんな呼び方がありますがICUN的にはTough-Snouted Giant Geckoが呼び名のようです。グレーターはRough-Snouted Giant Geckoですね。  生息地の情報などが記載されており、レッサーコモチミカドヤモリはパイン島のごく一部の地域にのみ生息しており、なんとその生息域は4平方km!めちゃくちゃ生息域狭いですね・・ そんなこともあり、絶滅の危険性が高いとされています。しかし生息数はよくわからないけどいろんなリスクに晒されているから、というフワッとした理由だったりするのも興味深いです。 後、2年に1度しか繁殖しない、という記述もありました。聞いたことある話でしたがソースはICUNだったんですね・・

昨日はyoutube動画を上げてみました。/ 一種紹介 レッサーコモチミカドヤモリ

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 こんにちは。ArrowReptilesです。 表題の件ですが、爬虫類を紹介するのであれば動画もありですよね。やはり動いている姿をみてこその爬虫類なところありますから。 しかし難点は動画を撮るのは大変ということです。こういうときにクリエイティブの才能があればなあ。。と思いますよね。非常に難産です。 今後は内容によってブログと動画を使い分けれるように頑張っていきたいと思います。 さて、本日はレッサーコモチミカドヤモリに絞って紹介してみます。所謂ラクダクのヤモリですね。現在弊店では3匹管理しています。もう3匹いるというだけで日本でも有数のコモチミカドヤモリ飼育者ではないでしょうか、というくらい見かけないヤモリです。 カラーリングは大体同じで、下記画像のような見た目をしているヤモリですね。マモノミカドヤモリと似ていますがよりスラッとしているのと目が少し小さい感じですかね。 定期的に欧米では売りに出されており、仕入れは日本に全く入ってこないというほどハードル高くなかったりします。ただ高いので売れる気がしないんですよね。1匹50万で購入してくれるような方がいるのかと、、それで日本に入ってこないのではないでしょうか。 ちなみに似た種類で「グレーターコモチミカドヤモリ」がいますが、こちらは欧米でも全く見かけないです。外見上の違いは良くわかりませんが、、両種類揃えたい、という方がいたら少しハードルが高いかもしれません。 飼育のポイントは? まず、他のミカドヤモリと比べてシェルターの中に隠れている率が非常に高いです。日中に見かけることは全くないと言っても良いかもしれません。3匹ともそうなのでこの種の特性なのでしょうか。 夜に部屋を覗くと壁に張り付いている姿を見かけるので、所謂神経質なヤモリという理解で問題ないかと思います。シェルターを入れておけば安心してくれる類の子ですね。 後、1匹は非常に臆病でハンドリングさえ許してくれません。他2匹は全然大丈夫なんですが。その1匹は再生尾のアダルトメスですので、、嫌な経験をしたか野生の(略) まあ性格上難がある子もいるかもね、というお話です。 餌はジャイゲコやクレスと同じ人工飼料を良く食べてくれます。食いっぷりは他の種類以上と言っても良いくらい毎回完食してくれます。肉食傾向なのかコオロギも良く食べてくれます。 後は当種は湿度が重要、というような話

仕入れは店主の趣味嗜好に大きく依存しています。

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こんにちは。Arrow Reptilesです。 そろそろクーリングの季節ですね。今年はコーンスネークとヒガシアオジタの予定です。コーンスネークはクーリングに向けて餌を抜き始めました。 ガッツリ冷やすのはそれくらいですかねえ。後の個体は少々低めの温度で管理する、くらいにとどめようかと思っています。 しかし意外と難しいのは冷やす場所。屋外には流石に出せませんし、かといって屋内では部屋はエアコン使う可能性もあるので難しい、そもそも室内は暖かい、という中でどこに管理するのかは悩みポイントです。一応温度的に最適な場所は玄関ではあるのですがヒガシアオジタ5匹とか並べて家族に怒られないかな・・後、これ以上増やすともう置き場がなくなるという問題も・・来年にはリーフテールゲッコーも冬眠の仲間入りになりそうなので要検討ですね。 さて、表題の件ですが、お店に来ていただいた方はご存知だと思いますが販売個体の種類はすごい偏っています。 これは自分が好きな生体を仕入れているというわけですが、理由としては、、結局他人にお薦めしたい生体=自分が好きな生体になってしまうからなんですよねえ。自分が飼育していて良いと思える、もしくは見ていて素晴らしいと思える個体を販売したいんですよね。 後は当然ですが大人の事情もあります。レオパは好きですが既存のショップ様より魅力的な生体を仕入れられる気がしない、とか。ボールパイソン、フトアゴ、ニシアフなどのメジャーところも同じ理由です。何か勝ち筋が見えたら仕入れます。。結局毎週のようにある、全国のショップが参加するイベントで安売り勝負になるのは目に見えてますからね・・・ しかし好き勝手仕入れて売れないのも困るので(生活が)、お客さまのニーズと上手くすり合わせていく必要があるのも正直なところです。 そこで次回は少しストライクゾーン広めに色々仕入れる予定です。イシヤモリとかミドリガストロカナヘビとか。来年一年はそんな試行錯誤の一年になりそうです。 そして全国のショップ様はどんな基準で仕入れているのかは気になるところです。誰か教えてください。 写真は自分のストライク、ただ多くの人にはおそらくボールのコモチミカドヤモリです。定期的にTwitterにアップしていますが問い合わせ受けたこともないですからね・・まあこれは流石に自覚があるのであんまり仕入れることはないでしょう。 以上

タマオヤモリが可愛すぎる

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。 最近、アジアアロワナを飼育したい欲が高まっています。しかし水槽の掃除をする気がしないので諦めています。両生類飼育で感じたのですがまめなお世話が必要な生体は向いてないんですよねえ。 とはいえあまりにもお世話が必要ではない子もそれはそれで面倒なので難しいものです。 後、Twitterでイベント今後出来なくなる可能性みたいなのが駆け巡ってましたが、何が論点なのか良くわからない感じでしたねえ。意図的かはわかりませんが言い始めた人が問題点を敢えてぼかして拡散した感じがありましたね。まあ踊らず焦らず冷静に、様子をみて行けばいいのではないのでしょうか。 さて今日はタマオヤモリです。まあタマオヤモリと言ってもレビスですね。こんなに存在自体が可愛い爬虫類がいるもんなんですねえ。 サイズ的にも小さすぎずちょうどいいサイズ感です。プラケースでの管理がちょうどいいくらいですね。 ただ、、あまりハンドリングするような子ではないですね。シェルターに引きこもっていますし、尻尾ちぎれないか怖いという。 たまに様子見ながら写真を撮る、という触れ合い方がちょうどいい気がします。 しかしオーストラリアのヤモリは多様性があってすごいですね。イシヤモリやリーフテールゲッコーや、、インパクトがある子が多い気がします。 次の入荷ではイシヤモリ系が色々入ってくる予定ですので、オーストラリアのヤモリのレパートリーを増やしていきます。 今日はこんな感じです。ありがとうございました。

ハンドリングお薦め爬虫類

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 こんにちは。ArrowReptilesです。 いやー時事ネタですが、スペインに勝ちましたね。最高の朝でした。 さて、本日はハンドリングについて話してみようと思います。せっかく飼育しているのであれば触ってコミュニケーションを取りたい、という方に個人的にお薦めなハンドリングできる爬虫類の紹介です。 ①アオジタトカゲ インドネシアWCは扱ったことないのでわからないですがキタ・ヒガシのCB達は極めて大人しく、更に触り心地もツルツルしてていいです。 サイズ感も大きすぎず小さすぎずちょうどいいですね。 足が短く爪が痛くないのもトカゲにしてはいいポイントですね。とりあえず普段から良く触って癒されています。 ちなみにマツカサトカゲは少しゴツゴツ感がありますが、痛くはないのでそれはそれで良いです。 ②ジャイアントゲッコー もちもち感と重量感が良いです。特にヘンケリーは程よい大きさで、突然噛まれるのではという怖さのない大人しい個体が多いので良いです。 GTは大きすぎて噛まれたら怖い、という気持ちがちょっと出てきます。あいつらノーモーションで噛んでくるんですよね・・ちなみに素手を噛まれたら流血必至です。 とにかくずっしりとした重量感と、モチモチした触り心地が癒されますね。夜にケージ管理する時は夜行性のこの子達を触ることが多いです。 ③クチサケヤモリ この子たちは小さいのですが、さわり心地はむっちりしてて良いです。更に、クチサケヤモリはなかなかケージで観ても小さいので模様など見にくいので、手に載せることで詳細鑑賞できるようになります。 動きもゆっくりしてますし、突然飛び跳ねることもないので安心して観察できるのも良いポイントですね。 ④ヤマビタイヘラオヤモリ 苔むした見た目の通り、触り心地も若干苔っぽい感じとヤモリのむっちり感が重なって結構いいんですよね。ただ欠点があり、すぐ飛び跳ねて逃げるのと、小さいのでしっかり握って捕まえることが難しいという点です。もう後10cmくらい大きければなあ・・・ ⑤ボールパイソン 触り心地といえば蛇ですね。特にボールパイソンはサイズ感も良く昼間は大人しいので、昼触るのは良いです。難点は夜に触ろうとすると餌と間違えられる可能性があることですね。ボールパイソンに噛まれるのも痛いんですよね・・・ ⑥コモチミカドヤモリ Twitterで何度か紹介していますが、この子