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10月, 2022の投稿を表示しています

カフェでコオロギが脱走したので回収。出禁になるぞこれ、、

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。ただ今カフェなのですが、お店に持って行く予定のコオロギが袋から出てぴょんぴょんしています。バレないように全部回収しましたが気をつけないと・・ 【直近のニュース】 ・エリマキトカゲの卵が凹みだしました。もう3ヶ月になるのでそろそろ孵化だと思うのですが、、凹みがいい兆候なのかどうか自信がないです。湿度不足なのが蛇である孵化直前の凹みなのか・・腐り始めたら悲しいですね。卵の管理の難しさとドキドキを感じています。 直近の卵だとクチサケヤモリがいますがこちらは普通に凹むことなく生まれてきたので、いまいちわからないです。どうなんだろう・・ 水滴が卵から出てくる→凹み出すというルートなので正しいルートを通っているようなそうではないような。。クイーンズランドエリマキトカゲは今や珍しいトカゲなのでなんとか次世代を繋ぎたいものです。 ・販売しているヒガシアオジタトカゲが慣れてきたのか、人前でも餌を食べてくれる個体が出始めました。アオジタの食事シーンは可愛いので、目の前で見れるのは飼育者の特権ですね。人前で餌を食べてくれないと言っても人を怖がるわけではないので見かけるとダッシュで逃げる、というWCトカゲあるあるは発生しないです。アオジタはいいトカゲですよほんと。 ・完全に興味本位で、今色々なお店に入荷しているコモチミミズトカゲを購入しました。(一顧客として)ケージに土を入れて、投入するとスルスルーと潜っていきました。以上です。 今のところそれ以降本体を確認できていないので出落ち感がありますがミミズトカゲの良さなんですよねこれが。ペットリザードの真逆を行く野生感溢れた感じがいい、、、!しかしできればたまには姿を見たい、、! とりあえず餌付けしたいです。餌を与えると出てくるようになれば大満足です。 ちなみにトカゲらしく、舌をチロチロだしながら様子を探っていました。その様子はミミズじゃなくてトカゲでしたね。潜って行く姿は完全にミミズでしたが。 【販売個体紹介】 ・最近影の薄いガーゴイルゲッコーを紹介したいと思います。アダルトペアとベビーがいます。 ベビーは赤のラインが特徴的で、アダルトはオスはブロッチのような赤い色が出ています。メスはシックなグレーっぽい全身です。 ガーゴイルゲッコーは、まさにガーゴイルっぽい顔がいいですよね。異形感はないですが、

今後の入荷予定

こんにちは。Arrow Reptilesです。今回は、現在ほぼ確定状態にある今後の入荷予定生体を紹介します。 11月の入荷予定は以下の種類です。 オーストラリアのドワーフモニターや、タマオヤモリのCITESが取得できたので後は入荷するのみとなっている子達です。 ・リッジテールモニター イエローアキー ドワーフモニター定番のリッジテールモニターです。イエローアキータイプなので赤くならないですが、その分かなりお安めになっています。ブリーダー側でペア判定の上出してくれるようですので、ペアで販売します。別に赤くなる必要なくない?という方にはおすすめです。 ・キンバリーロックモニター 上品な風貌が人気のキンバリーロックモニターです。この子はまだ性別不明なのですが、その分お安く出せると思います。 ・ピルバラロックモニター 真っ赤な風貌が特徴的なドワーフモニターです。入荷は珍しいので実物を見たことがないという人も多いのではないでしょうか?こちらもペアで入荷予定です。 ・ナメハダタマオヤモリ 安定のレビスです。クリクリした目が可愛くていいですよね。こちらもペア販売の予定です。 ・セスジタマオヤモリ 少しレアなタマオヤモリです。背中に入る白いラインが特徴です。オス1メス2で入荷予定ですので、ペア販売と、メス単体での販売を予定しています。 店主がオーストラリア系が好きなのでオーストラリア系ばかりになっています・・ 12月もオーストラリア系ばかりですが入荷予定です!12月はイシヤモリが中心になりそうです。 よろしくお願いします。

在庫しているクレステッドゲッコーの紹介

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こんにちは。Arrow Retilesです。 最近あまりTweetしていないクレステッドゲッコー達をまとめてツイートしたいと思います。 ・クレステッドゲッコー ダルメシアン ペア 2ペアおりますが、どちらもオスはスポットが多い個体、メスはスポットは少なめですが赤みがかかった綺麗な個体となっております。 ペアで販売していますが、オスだけ、もしくはメスだけ欲しいという方がいれば相談可能です。お問合せいただければと思います。 ・クレステッドゲッコー ダルメシアン ベビー こちらは5匹おります。1匹ずつスポットの大きさや色、場所が異なるのでお気に入りの一匹を選ぶ楽しみがありますね。 ベビーにはコオロギを、ペア個体は少し大きいので人工飼料を与えています。特にベビーは餌を入れるとすぐに追いかけ回し始めるので可愛いです。 尻尾が細長いのが少し怖い、クレステッドゲッコーですが飼いやすさと見た目の魅力はヤモリ界随一だと思います。お問合せお待ちしております!  

アオジタの餌やり

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。今日はアオジタ達への餌やりの日でした。 餌は人工飼料を水でふやかして与えています。 キタアオジタは餌を入れた瞬間寄ってきます。 よくわかりませんが、どれを食べるのか見定めているようです。何か違いがあるのかは不明ですが・・ パクッと2匹とも一粒食べました。餌皿か離脱して食べることで、他の子に取られないようにしているようです。 水でふやかしているので、パクッと食べることができています。キタアオジタは、物おじしない子が多く、店主の前でも餌をしっかり食べてくれます。 脱皮が終わって綺麗な色が出て来ている子がいました。アオジタは成長が早いので脱皮頻度が高いです。一本脱ぎみたいな綺麗な脱皮を見かけることはないですが。マツカサトカゲは綺麗な脱皮を見るんですけどね。 食事後はバスキングライトの下に集まっていました。消化を促進しているのでしょうか。 ヒガシアオジタは警戒心が強めなのか、見ている時にはあまり餌を食べてくれません。 次の日になると餌皿は空っぽなので食べていることは食べているんですが、気付かないふり?をしています。 触ろうとすると逃げる、威嚇する、ということなどはなく、ハンドリングにおいてキタアオジタと違う要素は全くないのですが、餌を食べるということに関しては大きな差があります。野生の本能のようなものが残っているのでしょうか。 ちなみに今回入荷した子以外のアダルトヒガシアオジタ達も基本的に餌は隠れて食べています。人工飼料なので餌入れの様子で食べたかわかることもあり、特に問題はないのですが、、 慣らせば手から食べてくれるようになるのですかね。 カメラを向けても動じることもなくぼーっとしています。ヒガシアオジタに神経質な要素はないです。 以上、アオジタの餌やりでした。

繁殖準備中の個体(ヤモリ編)

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。本日は繁殖に向けて飼育している個体のうち、ヤモリを紹介していきたいと思います。 ヤモリ ・ジャイアントゲッコー ヤモリの中で多く飼育しているのが、ジャイアントゲッコーです。グランテラ、ヘンケリー共に複数飼育しています。 モチモチした触感とインパクトある見た目、後カラーリングが好きで色々集めています。具体的にはコーギス、コーギス×A、GT A、ヘンケリーミックス、モロ、ヌアナ、パインという感じで揃っています。2020CBが多いので来年に期待の子達です。今年は交尾は確認したのですが繁殖に至らず、、 まだまだ色々増やしていきたい、非常に魅力的な種類です。 ・マモノミカドヤモリ こちらも4ペア揃えている本気度です。まだ若い子だからか今年は無精卵ばかりだったので来年に期待ですね。触り心地がいいんですよね、マモノミカドは。後学術名のチャホウアという呼び方も好きです。どの子も頑丈で、飼育していて苦労したことは特にないです。ただ霧吹きを忘れると、水をあげたタイミングでぺろぺろ舐めるのを確認できるので、水分は多めの方がいいのかなあという感じでしょうか。 ピンクが強めの子も好きですし、写真のような苔のような見た目の子も好きです。カラーリングも意外と豊富で何匹いても素晴らしい個体です。 ・レッサーコモチミカドヤモリ 殖えるのかは全く自信がないですが、、コモチミカドも揃えています。 オスがまだ小さいので来年に期待です。シュッとした見た目と筋肉質な触り心地がいいんですよね。飼育は特に難しい要素はないです。ただ、市場流通量の少なさから繁殖については何かしら難易度が高いのではと疑っており、あまり期待はしていないです。無事成功したら販売します(欲しい人がいるのか謎ですが) ・ヴェイヤールクチサケヤモリ 今年4クラッチも産んでくれた、素晴らしいペアです。来年もよろしくお願いします。 ・アグリコラエクチサケヤモリ 最近導入したばかりですがアダルトペアです。写真撮っていないので恐縮ですが確かにヴェイヤールとは雰囲気は全く違うんですよね。表現はしにくいですが。 交尾は確認できていないですが、そのうち繁殖してくれると信じています。餌はよく食べてますし元気そうなので不安はないです。ゆっくり成長してくれれば! ・ヤマビタイヘラオヤモリ WCのヘラオヤモリです。見た

繁殖準備中個体の紹介(トカゲ編)

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。当店では繁殖の方も力を入れていきたいと思っており、多様な生体たちを飼育しています。来年の繁殖候補生体達を紹介します。 トカゲ ・エリマキトカゲ(クイーンズランドフォーム) こちらは、実は既に卵は生まれており保管中です。一応発生は順調ですが無事生まれてくるのか、、今後に期待です。 親は襟とお腹に赤みが濃く、子供にもその特徴を引き継いで欲しいですね。 餌はコオロギとジャイアントミルワームを与えています。後は水入れから水を飲んでくれないのでスポイトで垂らしてあげる必要があります。まあ、餌を食べる時と水を飲むときは襟をパタパタしてくれるので可愛いんです。 ・ストケスイワトカゲ 去年1匹ですが繁殖したので今年も繁殖に期待しています。11月に産まれたのでそろそろですかね・・ずんぐりむっくりな形状が可愛いと自分の中で話題です。 飼育は簡単で人工飼料を食べてくれます。ただ、我が家の子達は脱走癖があるので穴とかはふせがないと室内に脱走してしまう点が、、本気を出した時は意外とすばしっこいです。 ・リッジテールモニター メイビーペアですが飼育しております。モニターの風格があってサイズ感が程よい、そのあたりが非常に魅力的な種類です。 餌はコオロギと人工飼料を与えています。水を結構飲むのが飼育してみて気づきました。 冬は18℃程度で軽くクーリングするくらいで、発情するか様子を見てみようと思います。 ・ヒガシアオジタトカゲ 現在2ペア飼育しております。1番繁殖に力を入れているトカゲですね。 アオジタについてはすでに過去記事にまとめているので省略しますが、、意外と寝ていることが多くてそこは可愛いです。後、思った以上に餌喰いにムラがあります。なんでもモリモリ食べると思っていましたがそうでもないなと、、 ・サンエステバントゲオイグアナ オスを長く単独飼育していて、先日良いメスを入手できたのでペア飼育にしたところ、オスが興奮していました。なので今後の繁殖に期待しています。 サンエステバンは黒と白のカラーリングと物おじしない性格が良いです。ただオスは比較的ビビリですがメスは全く動じないので個体差は多少はあるようです。 餌は野菜を与えています。小松菜とサニーレタスはいつでもスーパーにあってありがたいです。 ・マサイヨロイトカゲ 昨年入荷したWCを購入しました

店主について自己紹介してみます

こんばんは。Arrow Reptilesです。 本日お店に来ていただいたお客様、対応できず申し訳ございませんでした。当店は予約制とさせていただいております。とはいえ基本毎日お店で何かしら作業などはしておりますので気軽にご連絡いただければと思います。 そもそも予約制にしている意図としては、一人一人のお客様にきちんと対応できるようにしたい、という考えが大きいです。購入する個体が決まっているのでさっと買って帰ります、という方も大歓迎ですが、他のお客様とお話ししているので対応できない、みたいなことは避けたいなあという思いがあるということです。よろしくお願いします! さて、本日はよく考えると何も紹介していない、店主の自己紹介を少ししてみようと思います。 ・生まれは大阪、社会人から東京在住の関西人です。ただ、関西弁は皆無なので東京に来てから関西人であることを見破られたことはないです。。笑 ・爬虫類は子供の頃から好きで、小学生の時に図鑑のヒョウモントカゲモドキやグリーンイグアナに憧れたのを覚えています。初めて飼育したのはフトアゴで、レオパ、ボールパイソン、グリーンイグアナと続きました。特にフトアゴはベビーの時から飼育して7年ほど共に過ごし、色々苦労したりしたことがあるので、思い入れが強いです。 ・好きな爬虫類は、1番はコモチミカドヤモリです。二番目はアブロニアリトルチアですかね。三番目はエリマキトカゲでっす。ただ、大体のトカゲとヤモリは好きでして、一押しは時期によって変わります。最近はヒガシウォータードラゴンかっけえとなって仕入れようとしています。 ・いつか仕入れて繁殖させたいのはアホロテトカゲです。アホロテトカゲのベビーとかどんなのか気になって仕方がない。。 ・逆に現在あまり興味がないのが亀です。自宅でガルフコーストハコガメを飼育しているのですがそれで満足してしまっています。ただ今後急に目覚めて色々仕入れ出す可能性はなきにしもあらずです。笑  ・苦手な爬虫類は大型の蛇です。飼育しているボールパイソンに時々餌と間違えられて噛まれるのですが、蛇のノーモーションで飛んでくる感じが、、ボールパイソンくらいならいいのですが大蛇でこれやられると洒落にならないな、と思い取り扱う予定はないです。。 ・爬虫類以外の趣味は、釣りとサウナ、サッカー観戦です。釣りは海釣りによく行っています。シーバス釣

キタアオジタとヒガシアオジタ

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。 今回はタイトルの、店舗で販売している2種類のアオジタについてつらつら語ってみようと思います。 他のオーストラリアのアオジタは好きなんですけどね、、特にマダラアオジタのハイランド。綺麗ですよね。ただ仕入れようとすると売値がペアで150万とかになりそうなので断念しました。流石に高すぎますね。 キタアオジタ オーストラリアのアオジタトカゲで最も流通量が多いのがキタアオジタですね。黄色が鮮やかで綺麗なのが特徴です。あと、結構大きくなります。この前体重一キロの個体をSNSで見かけましたがヒガシアオジタの倍のサイズですね・・びっくりしました。 カラーリングも黄色ベースですが豊富で、ハイポキャラメルやラダーなど個性が強い個体が多いのもいいですね。 ブリーダーの方曰く「クーリングがそこまで必要ではないので繁殖は難しくない」とのことでした。日本CBもポツポツ出回っているので、日本でも殖やしている方がいそうですね。ただオスメス集めるのが非常に難しいです。理由は病院連れて行かないと確定できないからです。 「オスばかり流通している」という噂もありますが個人的には懐疑的です。アメリカなどでは確定メスもそれなりに販売されていますので。メスばっかり囲っているブリーダーがいるならもっと流通量あってもおかしくないと思いますしねえ。ただアダルトなど大きい個体で流通している個体は流石に大体オスだと思います。。アダルトメスを売りに出す人は少ないと思いますので。。 飼育は簡単で、餌も人工飼料もよく食べてくれるので楽のひとことに付きます。あと、触っても大人しくしてくれるのでハンドリングもしやすいのがお気に入りポイントです。触り心地はヘビのようなツルツル感があって気持ちいいです。 一点好みが分かれそうなポイントとしては顔つきが厳ついということでしょうか。目が赤くて顔がキリッとしているので、特に大きくなると厳つさが増す気がします。爬虫類っぽいのでいいという方ともうちょっと優しめの顔がいいという方は分かれそうな顔つきです。 物おじしない性格なのか、餌喰いがいい個体が多いです。餌皿がすぐ空になったので餌を追加したらまたすぐ食べていました。 複数匹同時管理でも大人しく飼育できるのも良いポイントですね。1匹8万円で販売しているのでよかったら見に来てください。 ヒガシアオジ

ニューカレドニアのヤモリの魅力

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。知ってましたけどクチサケヤモリ全然人気ないですね。。いいヤモリなんですけどねえ。。 次回入荷予定はリッジテールモニターやタマオ系などオーストラリア物なのですが、そこまでは特にアップデートはないです。そこで今日は色々ニューカレドニアのヤモリについて語っていきたいと思います。店主的に大好きなんですよねー、ニューカレドニアのヤモリ。いつか行ってみたい場所でもあります。 ①クレステッドゲッコー ヤモリ界の大エース、クレステッドゲッコーもニューカレドニアのヤモリです。レオパほどではないですが多種多様な品種がいて、コレクションするのも楽しそうですよね。店主はダルメシアンが好きです。 販売量が多いからか日本でも結構ブリードされているイメージがあり、ブリーダーイベントなどでもよく見かけますね。ただお隣の国、韓国CBは勢いがあり新しい品種(カプチーノや亜斬ティック)と言った品種が生み出されてアメリカで数百万円で取引されてるのを見ると、日本でもまだまだ発展の余地はあるんだろうなあと思います。 飼育については言うまでもないですが特段癖もなく、飼いやすいヤモリです。ただ個人的に尻尾が細長いので切れないか怖いので、ちょっとハンドリングは苦手です。よくアメリカでは尻尾が切れたアダルトを売っているのを見かけますがやはりちょっと不恰好ですよね・・ 店舗ではダルメシアンを多数扱っています。コオロギを与えるとよく食べてくれます。パクッと目の前で食べてくれるので観てて楽しいです。 ②ガーゴイルゲッコー クレステッドゲッコーと同じくらい販売されているところは見かける気がします。カラーリングはクレステッドほど豊富ではありませんが赤いラインが入った個体や真っ赤な個体は、見た目のキリッとした風貌と相まってかっこいいです。 クレステッドゲッコーよりアダルトのサイズ感としては少し大きいでしょうか。とはいえ45cmケージでペア飼育できるサイズ感ではあります。また、触り心地などは変わらないです。 飼いやすさも感覚的には変わらないので、初めてのヤモリでも全然問題ないと思います。見た目がタイプ!という方にはお勧めします。 当店では現在赤いラインが入った個体を販売中です。アダルト個体も管理しておりますのでアダルトサイズのイメージもお見せできます!思ったより大きいと思われるかもし

クチサケヤモリの魅力

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。本日は後ほど販売情報を公開する、クチサケヤモリについてお話出来ればと思います。小さいヤモリなので単体で輝く爬虫類ではないのですが、飼育場所のアクセント的な位置付けとしては最高なんですよね・・ クチサケヤモリとは? クチサケヤモリとはニューカレドニアに生息する小型のヤモリです。クレステッドゲッコーやジャイアントゲッコーと同じニューカレドニアですね。名前の「クチサケ」は口の横が裂けているように模様があるから、ですが正直そんな目立つものではないです・・苦笑 クチサケヤモリは四種類います。アグリコラエ、ヴェイヤール、オキシデンタリスク、シンメトリクスクです。アグリコラエから順に国内でポピュラーかつ値段が安い個体となっております。写真の子はヴェイヤールクチサケヤモリとなります。 ちなみに違いについては言葉での説明は難しいです。鱗の形状が違うかったりするのですが、、並べたら違うなあというくらいでしょうか。 ちなみに欧米ではカメレオンゲッコーとも呼ばれているようで、体色は写真の黒いような時と白っぽい時があります。 上の写真と同じ個体ですが少し白っぽいのはわかりますでしょうか?日によって異なる色を眺めるのはクチサケヤモリの一つの楽しみ方です。 クチサケヤモリの魅力は? 個人的に飼育していて感じるポイントをあげます。 ①動きが可愛い スルスルスルーっと動くのが一般的なヤモリですが、この子はノッシノッシと歩く感じでゆっくり移動します。 ②ゆっくり鑑賞できる あまりばたつかず、飼育者を見かけるとさっと隠れるようなタイプでもないです。木にしがみついてじーっとしていることが多いので眺めることができます。 ③色の違いを楽しむことができる 今日は黒っぽいなー、今日は白っぽいなーといった変化を楽しむことができます。 サイズは小さいのでハンドリングには向いていませんし、爬虫類飼育1匹目として飼育するのであれば少々物足りない存在感ではあるのですが、2匹目としてたとえばジャイアントゲッコーのケージの横に置くとアクセントになってすごくいい存在感を放ちます。そういうヤモリです。 この写真で、メスのアダルトサイズになります。オスはもう一回り小さいです。 飼育方法は? ケージはグラステラリウム ナノ(W21.5×H33)でペア飼育が十分できます。後はしがみつくこと

マツカサトカゲについて

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。本日は実は販売しているのですがあまり宣伝していなかったマツカサトカゲについて書いてみたいと思います。 マツカサトカゲとは? オーストラリアに生息するアオジタトカゲの仲間です。舌は青いです。クリクリした目と、鱗のような独特の肌感が他の爬虫類にはない特徴を持っています。マツカサトカゲは正確には4種類います。 今販売している個体は「ニシマツカサトカゲ」です。この種類は1番カラフルな種類で、赤みが多い個体や、白い個体などもおります。「レッドトップ」「ゴールドフィールド」などという名称がついて販売されていることもあります。 メジャーな種類で言うと「ヒガシマツカサトカゲ」がいます。こちらはオーストラリアでは1番生息域が広いマツカサトカゲのようです。黒い個体が多いです。学名が「アスパー」なのでアスパーという名称で販売されることもあります。ニシマツカサトカゲと比べると目が少し小さくく、キリッとした顔つきの傾向にあります。 後は「ロットネスマツカサトカゲ」という種類もあります。学名が「コノウィー」なのでそう呼ばれることもあります。こちらは金箔のような色が体全体にあり、綺麗です。後は四種類の中では1番小さいと言われています。ロットネス島にしかいないのでレア種です。 最後は「パラーラマツカサトカゲ」です。ニシマツカサトカゲと見た目が酷似しています。鼻先の違いなどで判別はできるのですが、、レッサーコモチミカドヤモリとグレーターコモチミカドヤモリくらいの誤差です笑 マツカサトカゲの雌雄判別は? アオジタトカゲ並に話題になる雌雄判別ですが、「外見での雌雄判別は不可能」と言い切ってもいいと思います。50%の確率でなら当たりますが苦笑 ドイツのマツカサトカゲブリーダーと話をする機会があったのですが、販売個体の雌雄を見てもらったところ「完璧なオスだね!」と言われ、病院で造影剤検査を行いみてもらったところメスでした。確かにブリーダーから送られてきた外見の特徴ではオスの特徴にピッタリだったんですけどね・・ そのブリーダーは基本的にはベビーの時のポッピングで判別するようです。ポッピングか病院での造影剤検査以外では全く当てにならないと思いますので、外見で判断することは気をつけることをお勧めします。 マツカサトカゲの繁殖は? 繁殖は難しいと言われています。まず雌

ジャイアントゲッコーの飼育方法

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。今日は最近入荷したジャイアントゲッコーの飼育についてお話していこうと思います。ジャイアントゲッコーとはについては前回ブログに記載いたしましたのでそちらをご参照ください。 飼育ケージは? ベビーの時は、幅30cm×高さ30cmなどの一般的なケージで問題なく飼育できます。ジャイアントゲッコーは湿度を求める傾向にあるのでメッシュではないガラスケージの方が好ましいです。 上の写真は店舗で管理しているケージの様子です。止まり木としてのコルクを入れています。まあ一般的なヤモリの飼い方と大差はないですね。 また、紫外線ライトは使っていません。一度使ってみたことがあるのですが書籍などでは「日光浴をすることがある」とあったのですがそんな様子もなかったので、、、ヤモリに紫外線が必要なのかはなんともまだよくわからないです。 成体になると当然ですが大きなケージが必要となります。 こちら、参考用の比較ですがアダルトのMTコーギス✖︎TypeAのアダルトと、Type C×TypeAのベビーです。アダルトが35cm程度の長さになりますが重量感もありかなり大きく感じます。 このサイズになると60cmケージでも小さく感じると思うので90cmあるのがベターです。またヤモリなので縦に張り付くことも多いので高さがあるケージが望ましいです。 店舗では高さ100cmのオーダーケージなんてものも使っています。 最近は便利なものでネットでオーダーケージを注文できる業者を簡単に見つけれるのでこういったケージを注文するのも一考です。 と書いてきましたが、、ここまで大きくなるのはGTの一部です。ヘンケリーであればそれほど大きくなりません。 こちらは同じ2歳のジャイアントゲッコーですが上がGTマウントコーギス、下はヘンケリーMoroになります。ヘンケリーは明らかに小さいですね。体重も上が200g強、下は130g程度なので、これからまだ大きくなるとはいえ、ヘンケリーはそこまで大きくならないです。60cmケージで問題なく飼育できると思います。 餌は? ベビーの時はコオロギの食いつきが良いです。生後3ヶ月程度のベビーを飼育し始めた時はコオロギしか食べてくれませんでした。 しかしちょっと大きくなると人工飼料を食べるようになってくれます。好評なのはレパシーの下記画像の餌ですね。(通販

ジャイアントゲッコーについて

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。本日は、今日ジャイアントゲッコーが入荷予定ですので、ジャイアントゲッコーについて簡単に説明できればと思います。概要編です。 ①ジャイアントゲッコーとは? ジャイアントゲッコーはニューカレドニアに生息する大型のヤモリです。実は二種類に分かれていて、「GT(グランテラ)」と「ヘンケリー」の二種類が存在します。グランテラがニューカレドニア本島に生息する大きめの亜種で、ヘンケリーは各種島に生息する小さめの亜種だと思っていただければ大丈夫です。 私が飼育しているグランテラ(上写真)とヘンケリー(下写真)になります。ヘンケリーは小さ目(と言っても普通のヤモリよりははるかに大きいですが)ですがカラーリングが豊富で鮮やかな子が多いため人気です。グランテラは大きい子、黒い子が人気の傾向にあります。 ジャイアントゲッコーは産地(ロカリティ)で区別され販売されています。いくつか代表的な産地を紹介します。 【グランテラ】 ①Poindimie スラっとした体型と、模様(ブロッチと言います)が少ないことが特徴の産地です。著作権があるので画像をお見せできないのが残念ですが、気になった方は検索してみてください。350gから400g程度と大きくなる、最も人気の産地です。市場に出回ることも少なく出てきても高価なため手に入れるのは難しいです。この前アメリカのブリーダーがペアで200万円で出していてびっくりしました。。 現存する最長の個体がPoindimie産とされておりそのことからも人気になっています。 ②Yate こちらの産地は最も重量のある産地とされています。色は薄い黄色が多く、でっぷりとして重量感がある見た目が可愛いです。この産地は比較的日本でも流通している気がします。 「Bubba」という有名個体がいて、その子の子供達を「Bubba  Line」として販売していることがあります。こちらも画像をお見せできないので、、検索してみてください。 ③Type A これは一般的にYateとPoindimieの交配させた子供に使われる表現です。最も長くなる産地と最も大きくなる産地の交配、、夢がありますね。純血産地をこだわる方からは敬遠されるので少しお安くなっていますがそれでも人気があり、海外では高額で取引されることが多いです。今回はこのType Aが入荷します

ヒガシアオジタトカゲの餌

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 こんにちは。Arrow Reptilesです。昨日は簡単な飼育方法について書いてみましたが、本日は「餌」について深掘りしてまとめたいと思います。爬虫類店舗立ち上げの前からヒガシアオジタについては飼育しており、今では5匹います。今年の冬から繁殖に挑戦する予定です。 餌について疑問のある飼育希望者の参考になりますと幸いです。 なお、当店では餌の販売はしておりませんので宣伝ではございません。笑 率直に書いております。 【普段与えている餌】 ①  ジェックス 株式会社 トカゲブレンドフード(画像は公式HPより引用しました) メインで与えている餌はこちらになります。「主食」とあるようにビタミンやカルシウムも含まれており、安心して与えることができます。また容器から取り出すだけで加工不要、そのまま与えることができるのも楽で助かります。通常は固いペレット状ですが、水でふやかして与えると食いつきがいい気がします。 一点デメリットがあるとすると、そこまで美味しいものではないのか残っていることが多いということですね、、体重の減少はないので問題はなさそうですが、「非常に美味しい」というものではないのかもしれません。あと単純に水でふやかした餌のあまりを片付けるのが手間です。 ② REPASHY レパシー スーパーフード ブルーイ・ビュッフェ (画像は通販サイトより引用しました) パッケージにアオジタの画像がある通り、アオジタ向けフードです。粉が入っていますので、耐熱容器に粉末を入れ、お湯を入れてかき混ぜ、冷ますとゼリー状の餌が完成します。一手間かかるので面倒な点があり、サブとして使っています。トカゲブレンドフードより食いつきがいい気がするのと、残すことが少ないので嗜好性は高いのかもしれません。こちらも基本これだけあれば大丈夫な主食用の餌です。 デメリットは記載の通り作るのが面倒なのと、保管が冷蔵庫になるので家族から苦情が来かねない点です・・苦笑 後、粉と水の割合を間違えるとゼリー状にならなくなってしまい廃棄してしまうことになることがあるのが勿体無いという点もあります。それ以外はいい餌なんですけどね。 【時々与える餌】 ①ジャイアントミルワーム(写真は通販サイトより引用です) 何匹かに1匹この餌が大好きなアオジタがいます。なのでたまに与えています。コオロギと違って逃げ出さず、死ににくいのでス