ジャイアントゲッコーについて

 こんにちは。Arrow Reptilesです。本日は、今日ジャイアントゲッコーが入荷予定ですので、ジャイアントゲッコーについて簡単に説明できればと思います。概要編です。

①ジャイアントゲッコーとは?

ジャイアントゲッコーはニューカレドニアに生息する大型のヤモリです。実は二種類に分かれていて、「GT(グランテラ)」と「ヘンケリー」の二種類が存在します。グランテラがニューカレドニア本島に生息する大きめの亜種で、ヘンケリーは各種島に生息する小さめの亜種だと思っていただければ大丈夫です。



私が飼育しているグランテラ(上写真)とヘンケリー(下写真)になります。ヘンケリーは小さ目(と言っても普通のヤモリよりははるかに大きいですが)ですがカラーリングが豊富で鮮やかな子が多いため人気です。グランテラは大きい子、黒い子が人気の傾向にあります。

ジャイアントゲッコーは産地(ロカリティ)で区別され販売されています。いくつか代表的な産地を紹介します。

【グランテラ】

①Poindimie

スラっとした体型と、模様(ブロッチと言います)が少ないことが特徴の産地です。著作権があるので画像をお見せできないのが残念ですが、気になった方は検索してみてください。350gから400g程度と大きくなる、最も人気の産地です。市場に出回ることも少なく出てきても高価なため手に入れるのは難しいです。この前アメリカのブリーダーがペアで200万円で出していてびっくりしました。。

現存する最長の個体がPoindimie産とされておりそのことからも人気になっています。


②Yate

こちらの産地は最も重量のある産地とされています。色は薄い黄色が多く、でっぷりとして重量感がある見た目が可愛いです。この産地は比較的日本でも流通している気がします。

「Bubba」という有名個体がいて、その子の子供達を「Bubba  Line」として販売していることがあります。こちらも画像をお見せできないので、、検索してみてください。


③Type A

これは一般的にYateとPoindimieの交配させた子供に使われる表現です。最も長くなる産地と最も大きくなる産地の交配、、夢がありますね。純血産地をこだわる方からは敬遠されるので少しお安くなっていますがそれでも人気があり、海外では高額で取引されることが多いです。今回はこのType Aが入荷します。個人的にType Aっていう響きが好きなんですよね。笑

下の画像は現在店舗内育成中のTypeAになります。このように模様が少なくスラっとした感じで成長してきています。模様が濃くなることはないと思いますが大きさについては今後の楽しみです!


④Type C

これは番外編になりますが、、GTの有名な個体になります。起源はある一ペアだけ、ただそのペアは超巨大だったとされています。実際に一回だけTypeCの子孫を見たことありますが確かにめちゃくちゃ巨大でびっくりしました。。今回、Type A✖️Type Cの子も入荷します。大きさについては楽しみしかないですね。


【ヘンケリー】

ヘンケリーはどの産地かを見た目で判断するのは難しいです。ただどの産地もピンクの模様が綺麗な個体がおり、個人的には産地よりも見た目で欲しいものを揃えるものなのかなーと思っています。Nuu Ana・Nuu Ami・Pine・Moroなどが有名な産地ですね。

ちなみにヘンケリーはサイズ感も大きすぎず、顔も小さく丸い感じで可愛いです。値段的には安く冷遇されているイメージはありますが個人的には色々集めたくなります。



今回ヘンケリーの入荷はありませんがグランテラの色が綺麗な子✖️ヘンケリーの赤い色が綺麗な子のベビーが入荷します。グランテラの大きさとヘンケリーの綺麗さがミックスされた子になっていけばと思うと、、これもまた夢があります。グランテラとヘンケリーの掛け合わせは市場でもよくみかけますが、まあ2種での違いはほとんどないのでミックスだから変になるとかはないです。

以上簡単ですがまとめてみました。ジャイアントゲッコーはその大きさから成長も楽しめますし、繁殖させてどんな子が生まれるのかなあということも楽しめることが海外では非常に人気があります。是非入荷しましたらHPに掲載しますので見てください!!

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