クレステッドゲッコー モルフ紹介

 こんにちは。Arrow Reptilesです。

突然の大雨で電車が止まってしまい、することがないのでクレスについてでも書いてみようかなと。

正直クレスのモルフは山ほどあって、一方であまり差異がなかったりするのですが…… ということもあり、紹介するのは有名な種類だけにしたいと思います。


・Axantic

最近メジャーなクレスですが、非常に高額なので見たことがない方も多いと思います。黒系のモルフで、クレス界では唯一?の劣性遺伝になります。劣性遺伝なのでヘテロ遺伝子を持つ親から誕生する可能性もあるということですね。派生系としてAxantic×Lillyというのも存在します。黒と白のコントラストが非常に綺麗です。 


https://www.morphmarket.com/ca/c/reptiles/lizards/crested-geckos/1696903

・Dalmatian
クレステッドゲッコーの中で一番わかりやすいモルフではないしょうか。犬のダルメシアンのように全身に斑点が入ります。この斑点の数が多い個体は「スーパーダルメシアン」と呼ばれます。100個以上斑点があるとスーパーになるという話もありますが本当に数えているのかはわかりません。
遺伝性については諸説ありますが、親がダルメシアンだと子もダルメシアンの事が多いとされています。ちなみに、リリーホワイトのダルメシアンというのを目にしたことはない気がします。なんでなんでしょうね。

https://www.morphmarket.com/us/c/reptiles/lizards/crested-geckos/1856942

・Harlequin
厳密に表現すると難しいのですが、頑張って表現すると、「ベースとなる色とその他の色のコントラストが大きく、更に手足含め全身に模様が出ている個体」となります。模様が派手だったりコントラストが大きいと「Extreme Harlequin」と呼ばれることもあります。3色が発色している場合はTri color extreme harlequin」となります。個体差が大きいモルフです。一応「Fire」というモルフのより表現が激しい個体の呼び名なんですが、Fireはあまり見ないですね。

https://www.morphmarket.com/us/c/reptiles/lizards/crested-geckos/1840301

・Lilly White
最近お馴染みのモルフです。白色がベースとなるモルフですね。白色の割合が大きい個体ほど人気があり高額になります。


・Pinstripe
背中に一本線が入っているようなモルフです。


https://www.morphmarket.com/us/c/reptiles/lizards/crested-geckos/1855315

こんな所でしょうか。クレステッドゲッコーのモルフは、明確に遺伝するものが少ないため、見た目で判断される傾向にあります。よって、ちょっと見た目が違うだけで様々な名称に変化するので、色々なモルフが存在するのですが、わかりやすく有名なところで言うと上記になります。また、CappuccinoやFrappuccinoについては下記過去ブログをご参照ください。
https://arrowreptiles.blogspot.com/2023/01/blog-post_10.html



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