ジャイアントゲッコーの飼育方法
こんにちは。Arrow Reptilesです。今日は最近入荷したジャイアントゲッコーの飼育についてお話していこうと思います。ジャイアントゲッコーとはについては前回ブログに記載いたしましたのでそちらをご参照ください。
飼育ケージは?
ベビーの時は、幅30cm×高さ30cmなどの一般的なケージで問題なく飼育できます。ジャイアントゲッコーは湿度を求める傾向にあるのでメッシュではないガラスケージの方が好ましいです。
上の写真は店舗で管理しているケージの様子です。止まり木としてのコルクを入れています。まあ一般的なヤモリの飼い方と大差はないですね。
また、紫外線ライトは使っていません。一度使ってみたことがあるのですが書籍などでは「日光浴をすることがある」とあったのですがそんな様子もなかったので、、、ヤモリに紫外線が必要なのかはなんともまだよくわからないです。
成体になると当然ですが大きなケージが必要となります。
こちら、参考用の比較ですがアダルトのMTコーギス✖︎TypeAのアダルトと、Type C×TypeAのベビーです。アダルトが35cm程度の長さになりますが重量感もありかなり大きく感じます。
このサイズになると60cmケージでも小さく感じると思うので90cmあるのがベターです。またヤモリなので縦に張り付くことも多いので高さがあるケージが望ましいです。
店舗では高さ100cmのオーダーケージなんてものも使っています。
最近は便利なものでネットでオーダーケージを注文できる業者を簡単に見つけれるのでこういったケージを注文するのも一考です。
と書いてきましたが、、ここまで大きくなるのはGTの一部です。ヘンケリーであればそれほど大きくなりません。
こちらは同じ2歳のジャイアントゲッコーですが上がGTマウントコーギス、下はヘンケリーMoroになります。ヘンケリーは明らかに小さいですね。体重も上が200g強、下は130g程度なので、これからまだ大きくなるとはいえ、ヘンケリーはそこまで大きくならないです。60cmケージで問題なく飼育できると思います。
餌は?
ベビーの時はコオロギの食いつきが良いです。生後3ヶ月程度のベビーを飼育し始めた時はコオロギしか食べてくれませんでした。
しかしちょっと大きくなると人工飼料を食べるようになってくれます。好評なのはレパシーの下記画像の餌ですね。(通販サイトより画像引用させていただいています)
ニューカレドニア系ヤモリの餌は色々な種類がありますが、店舗のジャイアントゲッコーは1番マンゴーブレンドへの食いつきがいいです。レパシーの餌は水に入れて溶かすだけなので楽です。また、餌入れはケージの壁に貼り付けることができるものが販売されているのでそちらを使うと便利です。床においても食べる子は食べてくれますが。
生後3ヶ月でコオロギしか食べなかった子も半年も経つと人工飼料を普通に食べてくれるようになりました。根気よく定期的に餌を入れていたのが良かったのか、その辺りはわかりませんが、、
こちらの餌を週三回与えるようにしています。週三回の頻度はなんとなくですが全ての生体で統一した頻度にしています。管理を楽にすることがメインの目的なのでもっと与えてもいいかもしれません。特にベビーのうちは食べる分だけ与えるというのも一案です。
日常の世話は?
日常の世話としては霧吹きと水入れの更新、くらいですかね。ジャイアントゲッコーは湿度を好むと書きましたが、水を飲む姿を見かけることがあります。なので一日一回は霧吹きをしてやり、霧吹きでは足りなそうなアダルト向けには水やりを入れて飲めるようにしています。また水入れがあると湿度も保ちやすいですしね。
飼育の注意点は?
個体によりますが、機嫌が悪い時に噛んでくる子がいます。ジャイアントゲッコーに噛まれると大変痛いです。蛇のようにサクッと噛まれるのではなく大きな口でガブっといかれるのでかなり出血もします。。ハンドリングしようとした時にシューシュー言い出すと危険です。また不用意に横から掴まない方がいいです。
ヘンケリーは大人しい子が多い気がしますがそれでも無理矢理掴んでケージから剥がそうとしたりすると噛んできます。ジャイアントゲッコーはハンドリングすると気持ちがいいのですが優しく触れるようにすることをお勧めします。。
以上ジャイアントゲッコーの飼育についてでした。ジャイアントゲッコーはサイズ感からくる迫力もそうですがカラーリングも千差万別でお気に入りの一匹を探すことができますし、ハンドリングした触感もモチモチで、顔も可愛い素晴らしいヤモリです。
弊店では大きくなる血統のジャイアントゲッコーやカラーリング鮮やかなジャイアントゲッコーを扱っております。興味があれば是非HPを見てみてください。
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