飼育が難しい種類ではなくWCだから難しい、というのが持論です。そしておすすめはCBベビーです

 こんにちは。Arrow Reptilesです。

表題の件、ちょっと異議がありそうな持論を掲げてみましたがいかがでしょうか?(笑)

アブロニアにしてもマソべにしても、難しい・繊細と言われる種類のほどんどがWCな気がします。マソべなんかはCBはそこまで繊細ではないと言われますしね。アブロニアは、、CBが流通しないのでわからないです。笑 

インドネシアWCなんかは安定的に安値で輸入されていて、人気はありますが、、個人的に今まで飼育してみての経験としてWCの方が落としてしまう率が高いです。やはり自然環境との差異が大きかったりするとストレスになりやすいのでしょうか。後は寿命もあるかもしれません。アダルトでWCを購入したりするともう老体の可能性がありますしね。

それに、繁殖も難しい気がします。WCで入ってくる生体で安定的に増えている整体もなかなか見かけないような・・。私はWCのヘラオヤモリが無精卵祭りで諦めました。苦笑

もちろんCB化の最初の一歩はWCの繁殖から始まるのでそういう意味でチャレンジすること自体は素晴らしいことですし、CB化に成功した方々に尊敬の念は思いますが、安いから・数が多いから選びやすい、などといった理由でWCを選択するのはあまり良い選択肢ではないかもしれない、というのが個人的見解です。

飼育されるのであれば出来る限り現地の温度・湿度、環境を再現してあげる取り組みがCBよりより重要になります。後はなるべく触らないようにしてストレスをかけないようにするとか。より詳しくその生体を知る努力が必要になると思います。

また、WCは神経質なためハンドリングなどに向いていない個体も多いです。アオジタでも荒かったりするのでCBとの差にびっくりするかもしれません。店舗で取り扱っているアオジタ達は捕まえても大人しくしていますからね。さすがCBベビーです。

ということでWCを購入する場合は、チャレンジ精神と探究心を持って取り組まれると良いのではないか、という意見でした。

もちろんCBでも突然死はありますし、神経質な個体・荒い個体もいます。ただ、WCの方が比較的多いということです。

ちなみにCBベビーは難しいのか?という質問を以前受けたことがありますが、個人的な見解としては基本的には難しくないです。私の管理としては特段ベビーだから、アダルトだからと温度・湿度や世話の形を変えず飼育していますがトラブルが起きたことはほとんどないです。

ただ、極端な低温や高温・高湿度や低湿度は体が小さいうちは苦手というのはどの種も共通のようですね。そこだけが気をつけるべきポイントかと考えています。

ただほとんどというのは、やはり弱いベビーというのはいまして、小さい段階で落ちてしまう子もいるからですね。これは先天的なものではないかと思います。

爬虫類飼育で1番面白いのはベビーからアダルトへ成長していくところだと私は思います。アダルトになると変化がなくなるので、、、ベビーから飼育すると小さい子がどんどん成長していく姿を見ていくのが日々の楽しみになりますよね。

昨日もお世話をしていて、あんな小さかったマモノミカドヤモリが一年でこんな立派になったのかあ、と一人感慨に耽っていました。笑

この子もベビー当時は色の薄いジャイアントゲッコーだったのですが9ヶ月ほど経って綺麗な色が出てきました。これが嬉しいんですよね。

今も親が真っ黒のジャイアントゲッコーベビーを育成していますが、どんな色に化けてくるのか日々お世話が楽しみです。

以上、本日のブログです。ありがとうございました。

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