ハンドリングお薦め爬虫類

 こんにちは。ArrowReptilesです。

いやー時事ネタですが、スペインに勝ちましたね。最高の朝でした。

さて、本日はハンドリングについて話してみようと思います。せっかく飼育しているのであれば触ってコミュニケーションを取りたい、という方に個人的にお薦めなハンドリングできる爬虫類の紹介です。

①アオジタトカゲ

インドネシアWCは扱ったことないのでわからないですがキタ・ヒガシのCB達は極めて大人しく、更に触り心地もツルツルしてていいです。

サイズ感も大きすぎず小さすぎずちょうどいいですね。
足が短く爪が痛くないのもトカゲにしてはいいポイントですね。とりあえず普段から良く触って癒されています。
ちなみにマツカサトカゲは少しゴツゴツ感がありますが、痛くはないのでそれはそれで良いです。


②ジャイアントゲッコー
もちもち感と重量感が良いです。特にヘンケリーは程よい大きさで、突然噛まれるのではという怖さのない大人しい個体が多いので良いです。
GTは大きすぎて噛まれたら怖い、という気持ちがちょっと出てきます。あいつらノーモーションで噛んでくるんですよね・・ちなみに素手を噛まれたら流血必至です。
とにかくずっしりとした重量感と、モチモチした触り心地が癒されますね。夜にケージ管理する時は夜行性のこの子達を触ることが多いです。

③クチサケヤモリ
この子たちは小さいのですが、さわり心地はむっちりしてて良いです。更に、クチサケヤモリはなかなかケージで観ても小さいので模様など見にくいので、手に載せることで詳細鑑賞できるようになります。

動きもゆっくりしてますし、突然飛び跳ねることもないので安心して観察できるのも良いポイントですね。

④ヤマビタイヘラオヤモリ
苔むした見た目の通り、触り心地も若干苔っぽい感じとヤモリのむっちり感が重なって結構いいんですよね。ただ欠点があり、すぐ飛び跳ねて逃げるのと、小さいのでしっかり握って捕まえることが難しいという点です。もう後10cmくらい大きければなあ・・・


⑤ボールパイソン
触り心地といえば蛇ですね。特にボールパイソンはサイズ感も良く昼間は大人しいので、昼触るのは良いです。難点は夜に触ろうとすると餌と間違えられる可能性があることですね。ボールパイソンに噛まれるのも痛いんですよね・・・


⑥コモチミカドヤモリ
Twitterで何度か紹介していますが、この子がベストオブハンドリングです。
ムチムチしつつ、筋肉質な触り心地で絶妙なんですよね。
唯一の欠点は、触らせてくれない子はとんでもない勢いで逃げるので難しいということですかね。


このあたりの個体がハンドリングおすすめの爬虫類になります。ここに紹介していない子も基本的には定期的に触るようにはしていますが、お薦めできるというとこの辺りの子です。
ここは感覚論になりますが、定期的に触っている個体の方が人慣れが早い気がします。全く触らず(さわれず)大きくなったパンダバイドトゲオイグアナなんかは眺めているだけで逃げたりするので、、まあ触らなくても年月が経てば少し慣れてくるのは間違いないので触るのが必ず必要とは思いませんが。

逆にハンドリングあまりお薦めしないのは、、、
①クレステッドゲッコー
意外と動きが早い個体が多いのと、尻尾が切れないか怖いので、、緊張感がありますね。他のミカドヤモリにはあまりない尻尾切れの怖さが、、尻尾が長く細いので特にあります。

この状態からピョンと飛び跳ねて逃げ出すのが、、怖いですね。ガーゴイルやチャホウアはそんなことあんまりないんですけどねえ。

②グリーンイグアナ
べた慣れ写真を見て、あんな感じで触れ合えたら最高、と思う方もいるかもしれませんが、お薦めしません。
まず、爪が鋭く大きいので手で持つと間違いなく引っ掻き傷が付きます。次に機嫌悪い時は尻尾でのテールアタックをする時があるのですがめちゃくちゃ痛いです。
たまにどうしても必要でハンドリングするときはありますが必ず革手袋をして接触を最小限にしています。完全に観賞用のペットですね。
完全に余談ですが数年前と比べてグリーンイグアナの入荷量減っている気がしますが個人的にはそれで良いと思います。この子達を扱えるのは気合と覚悟とを持ったごく一部の人だけだと思うので、、めちゃくちゃ好きではあるんですがおすすめは全くしないですね。
ちなみにペットリザードとして最高と書いたサンエステバントゲオイグアナも同様に爪が痛いので革手袋必須です。トカゲは全般爪が痛いんですよね・・・



③サソリ・タランチュラ
時々写真で手乗りサソリ見かけますが、、何を考えてるんだと思ってしまいますよねえ。毒もってる生物は触ったらダメでしょうと。
もし仮に刺されて救急車になりニュースにでもなったらいろんな人に迷惑がかかるので、、辞めましょうね。
あいつらは恐怖心を持ちながらお世話するのが痺れる系生き物であってハンドリングする生き物ではないですね、間違いなく。

④「持てば大人しくします!」系
持っても暴れているようなやばいのは逆に中々お目にかかれないです。持とうとすると逃げ回ってそもそも持てないのでハンドリングはお薦めしません。

まあハンドリングについてはこんな感じでしょうか。前提として、基本的に爬虫類は観賞用のペットです。ただ、せっかくなので触りたい、というところはありますのでその目線で紹介しています。

とはいえ結構その個体の性格に左右されるところもありますし、お迎えしてしばらく経って慣れてきたら楽に触れる、逆にショップではおとなしかったのにケージに入れたらすごい暴れるみたいなこともあるといえばあるので、あくまで参考程度でお願いします。

個人的に一回触ってみたいのはミミナシオオトカゲですね。どんな触感なんだろう。。

以上ありがとうございました。

コメント

このブログの人気の投稿

ジャイアントゲッコー 紹介(だいたいの金額順)

あれどうなった? 爬虫類の愛護規制のお話など

新入荷の紹介(ドイツ便)