リーフテールゲッコーの解説

 こんにちは。Arrow Reptilesです。

最近の趣味で、恋愛系小説を読んでいるのですが1週間で60冊くらい読んだら大体3パターンくらいしかないことがわかって来て、自分でもなんか書けそうな気がして来ました(オリジナリティ0になるので書かないですが)

もう擦り切れるくらい擦られているであろう「恋愛」をネタにそれでもオリジナルで面白い本を書けるクリエイターには尊敬の一言です。

さて、今日は表題の件のご紹介です。

リーフテールゲッコー、、あまりにもマイナーで謎が多いと思うので全体的な解説をしてみます。自分で調べたことがベースになっているので間違っていたらすいません。

まず、リーフテールゲッコーはオーストラリアに生息するヤモリの一種です。特徴は、名前の通り葉っぱのような尻尾がついているところにあります。

リーフテールゲッコーは大きく分けて2種類に分かれます。

小さいリーフテールゲッコーのPhyllurusと、大きいリーフテールゲッコーのSaltuariusです。

前者は「マウントエリオットリーフテールゲッコー」や「サウザンリーフテールゲッコー」」リングテールリーフテールゲッコー」が流通する種類でしょうか。海外で1番流通するのは「マウントエリオットリーフテールゲッコー」で、繁殖が簡単なのかもしれません。他にもいますが基本流通はないです。

後者は「ラフスローテッドリーフテールゲッコー」や「ノーザンリーフテールゲッコー」などが過去流通したことある種類でしょうか。「ラフスローテッドリーフテールゲッコー」は比較的流通がある方ですが他は見かけたらラッキーくらいです。

ちなみに「スワイニリーフテールゲッコー」は英名は「サウザンリーフテールゲッコー」だったりします。元々同じ種類だったのが分裂したようです。全然見た目違うのに何故一緒の種類だったのかはよくわかりません。

Phyllurusはサイズ的には15cm程度で、プラケースでも飼育できるサイズです。Saltuariusはもう少し大きくなり、アダルトは60cmケージが必要になるサイズになります。細身ではありますがジャイアントゲッコーのヘンケリーと同じくらいのサイズにはなります。


ラフスローテッドリーフテールゲッコーのアダルトの写真を貼っておきます。

オーストラリアでもマイナーなヤモリのようで、それほど資料は出て来ません。まあ1番古い種類でも1980年代に発見されたようで、最近のヤモリです。

元々流通が少ないヤモリでしたが、オーストラリアの生体がCITESに入ったこともあり更に少なくなることが予想されます。超マイナーヤモリに昇格しそうです。

生息地は種類によって違いますが、基本的にはオーストラリアの熱帯雨林にいます。一部種類はより岩が多い乾燥地帯に、一部種類は森林にいるようですが、家の壁にいることもあるようで、そういった写真も報告されていました。それに合わせてか、白っぽい色をしている時と黒っぽい色をしている時があります。またスワイニは緑っぽい色も混ざっています。

自然界では、クレスの尾がないようにリーフテールゲッコーの尻尾は再生尾が多いようです。ただ飼育していてまだ尻尾が切れた経験はありません。このあたりはクレスと似ているかもしれませんね。

大きな特徴としては、足がニューカレドニアのヤモリなどとは異なり五本指で爪が生えています。なので、メッシュケージで飼育するか、木をたくさん入れておくと全体を移動できるので良いです。ガラス面は移動できなさそうですね。

自然界では虫を捕食しているようで、餌はコオロギを食べます。食べる量は、、普通ですね。こんなもんかなーというくらいの量は週に3回あげています。

動きはゆっくりで、触ろうとしても逃げることはないです。ただあまり慣れてはくれず餌をねだりに来るようなヤモリではないのですが。

後は定期的に霧吹きをしてあげると水を舐めている姿を見ることができます。水入れも置いていますが飲んでいるところは見たことがないです。

ちなみにSaltuariusは特に性成熟に時間がかかり、4年程度は必要とされています。実際今飼育しているベビーはもう2歳になるのですがまだアダルトサイズにはなっていません。繁殖にはクーリングが必要なようですが、この辺りは今後の要調査です。

木の幹に擬態する見た目をしていますが、その影響もあってあまり日中も隠れずにいます。ただ日中はあまり動きはないので正直それほど見ていて面白味はないです。まあこの辺りはどのヤモリもそうですね。夜になるとガサゴソしているのも他のヤモリと同じです。

このヤモリ達の魅力は、、、完全に見た目です。おそらく初めて見た人は皆「すげーー」と思うと思います。それくらい独特のかっこいい見た目をしています。尻尾が特徴的ですが顔もかっこいいんですよね。足が少し長すぎてアンバランスなのは減点ですがそれ以外は完璧です。

一度見てみるだけで良いので興味ある方は是非見に来てください。


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